今年は戊辰150周年ということで、会津に限らず全国で記念の行事、式典が行われていますが僕は福島県の西会津で行われた催しに音楽で関わらせてもらってます。
こちらが予告ムービー
会津はまさに戊辰戦争の激戦となった土地で広大な会津のあちこちで様々な戦いが繰り広げられましたが、
今回は僕は西会津を担当しました。
ちなみに会津若松市のオフィシャルサイトでの告知はこちら
http://boshin.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/event/910/
音楽は「大河ドラマ風でいこう」というコンセプトは最初に打ち合わせた時からあったのですが、
本当の大河ドラマテイストにしてしまうとこういう斬新な事をわざわざ地方でやる面白みとかが薄まるので
インタラクティブ・コンテンツの雰囲気を感じられるように各章仕立てでコンピューターでシミュレーションした交響曲にしてます。
表現の仕方を変えるとパロディーの要素を意識はしているんですが、その匙加減というか寄せ方にはこだわりが少しあって、
こういうものを東京で作ると純粋にクオリティー競争になってしまうけど今は地方でこういうコンテンツを発信して
それが世界に広がっていく仕組みが実はいちばん面白い形に進化してきてるのでその新しさをとかスリルを音楽で感じられるようにしたいというのはあるんです。
音楽のみはこちら
DAWはStudio One、音源は付属のpresenceのプリセット、それからティンパニーや和楽器類は少し新しく足してます。
三味線と琴の音は自分でエディットしたものを何種類か混ぜたりしてそれを嬉々として使いました。
ピアノは完全に一発で弾いててそこにオーケストレーションを重ねてます。
テンポをグイングインいじっているので、妙に人間的なノリが出てますがこういう曲を作るときはテンポマーカーで
しつこく揺らぎを調整する作業がいちばん最後にいちばん大変なんだけどそこが大事なポイントでもあります。
この曲やコンピューター音響に合わせて会津戦争の一幕をアクターによる演劇と解説で見せる、というのが今回の戊辰事業の主な内容ですがやっていることは非常に斬新なのでここでは説明しきれない可能性もあるのでぜひ上記のURLより把握するか、観覧希望の方は問い合わせてみて下さい。
好評に付きアンコール公演で今月(2018年10月16日)にもう一度やります。
大迫力の大河オペラ。
この機会にどうぞお見逃し無く!!