新型コロナウイルスの影響で様々なイベントや企画が途中でまったを掛けられ(または中止になり)コロナ以前から動いていたものなどの多くが未発表やそれに近い形で眠っている状況が続いています。まぁこれは僕や音楽家だけのことではなくて、日本中がそういう状況だと思うので、変に焦ったりストレスを感じることのないように過去を振り返ったり未来に向けて体制を整え直したり・・とそんな感じで過ごせていければ良いのかなと思います。
人の心や暮らしというのは一過性の物事で大きく進化したり損なわれたりするものではなく、時代の大きな流れの中で脈々と生き繋いでいくものだと思います。変化に対応しつつ諦めない。克己心のようなものが時に大切な事もあるというのは今まで生きてきた中でのなんとなくの実感ですかね・・。
もちろん、それだけでは済まされない局面も今回のウイルスの件に関しては多いのですが。
昨年の年末くらいからなんとなく始まり、関わっていた産学官連携の若者が地域の魅力を発信する「こおりやま広域圏わかものボーダレスプロジェクト2019」PRムービーのサウンドプロデュース動画を今回はアップします。
本当でしたらこちらもリアルに会館に人を集めて発表会のある企画だったのですが、5月のお披露目は自粛となりウェブへのアップのみ予定通り行われました。
こういった企画は関わった人達だけの事でお終いになることが多いのですが、地域という普遍性を持つ題材でのプロジェクトなだけに楽曲と共に今後も語り継がれ共有されていくことを願ってやみません。
制作 郡山市政策開発課
こおりやま広域連携推進協議会
わかものボーダレスプロジェクト推進事務局
映像制作 promotions cinema matryoshka
プレスリリースや紹介記事では【こおりやま広域圏の名所や観光スポット、お気に入りの風景をオリジナルソングで紹介する「私たちのふるさと こおりやま広域圏」。撮影やレコーディングなど本格的な制作も、アドバイザーとともにチャレンジしました。心に残るフレーズや場所を歌詞にし、想いを込めて歌いました。】
と紹介して頂きましたが、実際にスタジオでのレコーディングや歌唱指導なども行ない、故郷の若者たちと和気あいあいと制作することが出来ました。とても楽しい現場で完成まで貴重な時間を過ごすことが出来ました。
共に参戦した地元のミュージシャンやプレイヤーの皆さんとの交友も含め、とても得難いものがありました。
これからも出来ることなら歌い継がれていく作品になっていくことを願います。